1LDKのオフィスリノベーション事例です。
マンションの1室をオフィスとして使用したいとのご依頼を受け現調に。
見晴らしの良い５階に位置する40㎡程の広さの１ルームでした。

水廻りは洗面台とトイレ、ミニキッチンがありました。
このお部屋をオフィスとして使用しますが、将来１LDKとして賃貸にも出せるように生活に必要な設備は必要との事でした。

柱の位置、水廻り設備の内容、収納スペース、照明計画等々を熟考しプランをご提示しました。

イメージパースをもとに平面計画、設備、照明、カラースキーム等のご説明をさせて頂き概ねOKのお返事(^^♪
その後詳細に内容を検討していきました。

インテリアイメージはブルックリンテイストのカジュアルモダン♪
４０代男性のオフィスっぽく、シックでカッコいい！
固くならず、カジュアルに。でもオフィスなのでラフ過ぎるのもNG。など色々と考えます🤔

インテリアの重要な要素であるカラースキーム。
ここは少々トーンを落としてグレイッシュカラーをベースに展開。
木部やタイル、スチールの素材感も大切な要素。それぞれが引き立つように素材や色の分量を計算します😌
感覚だけで計画しているように見えますが、実は意外とそうでもないんです。
論理に基づいて７割位は検討し、残り３割は自分スケールで考えていきます。
自分スケールの部分はやはり感覚的なものが大部分かな．．．

将来１LDKとして使用出来るように、部屋の一部に間仕切り用の建具を造りました。火災報知器の関係など考慮すべき点があり、天井際は25ｃｍ程オープンにした吊建具としています。
建具を閉じると個室として使用できます。

工事途中のpic。
ベッドが入るサイズのお部屋です。
奥に造った収納はお布団や洋服などたっぷり入ります。
現地で詳細に寸法を見て頂き、施工をしてもらいました。
いつもお世話になっている職人さん達に感謝です(*^^*)

出来上がりpic。
柔らかな仕切りのイメージになるようにガラスにはサンゲツのガラスフィルムを貼っています。
サンゲツのガラスフィルムはデザインも豊富で素敵です✨✨
広さを圧迫しないように柔らかく部屋を仕切る事が出来ました。

生活に必要なスペース。水廻り空間。
もとのお部屋には浴室がありませんでした。
限られたスペースの中にキッチン、浴室、洗面、トイレをおさめるのは大変💦
オフィス側の印象を壊さない為に浴室、洗面所、トイレはタイル貼りの箱部屋の中におさめました。

こんな感じ😄
壁面に貼ったタイルはカジュアルラスティックなイメージのDeck。ピース毎に色むらがあり味わいがあります。
サニタリールームですが、オフィスの雰囲気を壊す事なく馴染んでいます✨✨
入口の扉に選んだのはLIXILのラシッサシリーズ、ヴィンティア。
握り玉がコロンとしていて可愛い💖
完成時はこうなりました。
イエローグリーンの時計とテーブル上のブルーグリーンのキリムがアクセント♪

ちらっと見える綺麗な色のテーブルマットはROGOBAさんのキリムです。
“キリム” は、そこにあるだけで空間に個性や豊かさを生み出す特別な織り物。
トルコやイランなど中近東の遊牧民が、自然とともに生きる雄大な暮らしの中で、大切に伝承されてきたパイルのないハンドメイドのテキスタイルです。
ショールームにはとても美しいキリムが所狭しと並んでいます。
お部屋のインテリアに合わせて選ぶのはとても楽しいです♪

LIXILの建具上部にはモールガラスもはめ込まれていて雰囲気たっぷりです。
扉を開けたサニタリールームには収納棚と洗濯機置き場、トイレ、洗面、浴室となります。

続きのblogはサニタリールームからとしましょう。
なるべく早く書くことにします😅